水感が活きる
競泳で身につけた姿勢、スタート、ターン、水をつかむ感覚は、フィンスイミングでも大きな土台になります。
フィンを履けば誰でも速い? そう思われがちな競技です。 でも水に入ると、その考えはすぐに変わります。
このページでは、モノフィンの迫力、ビーフィンの入口、種目ごとの見どころを、 写真と映像の空気ごと追いかけます。 知らない競技を、少しずつ面白がるための案内です。
3分でわかる
フィンスイミングとは、モノフィンまたはビーフィンを使って泳ぐ水中スポーツです。 競泳と同じようにプール等でタイムを競う種目ですが、フィンのしなり、シュノーケルでの呼吸、 水中姿勢、ストリームラインの使い方など、独自の技術が求められます。
「フィンを履けば速い」と思われがちですが、競技として速く泳ぐには、 上半身・体幹・足首の使い方、そしてスピードを出すことと同じくらい、 水に抵抗を作らない姿勢が重要です。 競泳経験者にとっては、これまで身につけた水感を活かしながら、 まったく新しいスピード感に出会える競技でもあります。
水泳をやっている人ほど、最初はそう感じるかもしれません。 フィンを履けば速く泳げる。それは本当です。 けれど、本当に誰でも競技として速く泳げるのでしょうか? そこが、フィンスイミングのおもしろいところです。
競技用のモノフィンを履くと、速さの気持ちよさと同じくらい「思ったより難しい!」が来ます。 真っ直ぐ進むこと、飛び込むこと、ターンを合わせること。 道具を使うからこそ、道具に振り回されない技術が必要になります。
For competitive swimmers
競泳をやってきた人にとって、フィンスイミングは少し不思議な競技かもしれません。 フィンを履くので、最初は「道具で速くなる競技」という印象を持つ人もいます。 けれど実際に泳いでみると、ただ強くキックすれば進むわけではないことにすぐ気づきます。
特にモノフィンでは、膝から下だけで蹴る感覚ではなかなか進みません。 胸、腰、脚、フィンの先まで波をつなげるように動かす必要があります。 これは競泳のドルフィンキックにも通じる部分がありながら、フィンがあることで、 良い動きも悪い動きもはっきり体に返ってきます。
ビーフィンはクロールに近い見た目なので、競泳経験者にとって入りやすい種目です。 ただし、足首の使い方、キックの細かさ、シュノーケルをつけた姿勢、 フィンに負けない体幹など、上を目指すほど競泳とは違う難しさが出てきます。
競泳で身につけた姿勢、スタート、ターン、水をつかむ感覚は、フィンスイミングでも大きな土台になります。
フィンがあると、良い動きも悪い動きも進み方にはっきり出ます。ドルフィンキックを見直すきっかけにもなります。
競泳で伸び悩んだ人が、フィンスイミングで自分に合うスピード感や距離に出会うことがあります。
両足を1枚のフィンに固定して、体全体を波のように使います。 見た目のインパクトも、スピードも強烈です。 ただし、「大きく振れば進むんでしょ?」と思ったら、だいたい最初に水に怒られます。 力まかせに振れば進むわけではありません。
最初は足がひとつに固定されるだけで不思議です。 「これ、本当に泳げるの?」と思う人もいます。 そこから水に乗れるようになるまでに、体幹、リズム、フィンのしなりを少しずつ合わせていきます。
サーフィスのレース映像
01
水面を、シュノーケルで呼吸しながら泳ぐモノフィンの中心種目!
サーフィスは、モノフィン種目の基本でありながら、見れば見るほど奥が深い種目です。 選手の体が水面ぎりぎりを滑っていくように進み、フィンのしなりと体の波が合った瞬間に一気に伸びます。 その加速を見ると、「水の中でそんなに進むの?」と少し笑ってしまうくらいです。
アプニアのレース映像
02
スタートからゴールまで、無呼吸で水中を進むスプリント種目!
アプニアは、見ている側まで少し息を止めてしまうような種目です。 水中から浮き上がってこないまま、選手がものすごいスピードで進んでいく。 「まだ上がってこないの?」と思った次の瞬間には、もうゴール前。 ルールを知らなくても、ただ見ているだけで緊張感が伝わります!
イマージョンのレース映像
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空気タンクを使い、水中を泳ぎ続けるモノフィン種目
イマージョンは、日本ではあまり身近ではありません。 ただ、「水の中をずっと泳いでいたい」という感覚にいちばん近い種目かもしれません。 こんな種目もあるの?と知るだけでも、フィンスイミングの世界が少し広がります。 単なるプール競技に収まらないことを感じさせてくれます。
左右の足に1枚ずつフィンを履いて泳ぎます。 クロールに近いので水泳経験者にはイメージしやすい一方、「競泳の延長でしょ?」で終わらないのがビーフィンです。 足首、体幹、フィンの扱いで大きく差が出ます。
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日本でフィンスイミングを始めやすくするための入口種目!
「J」はJAPANのJです。ルールはざっくり言えば、ビーフィンを履いてクロールで泳ぐこと。 「シュノーケルはまだ怖い」「どのフィンを買えばいいかわからない」。 そんな人でも大会に出てみやすいように作られています。 最初の一歩として、かなりありがたい種目です!
CMASビーフィンのレース映像
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国際ルールで行われる、世界につながるビーフィン種目!
Jビーフィンよりルールは細かくなりますが、国際大会につながるのはこちらです。 「世界と同じルールで勝負したい!」と思ったら、CMASビーフィンが目標になります。
ビーフィン種目は「クロール泳」が必須です。バタフライキックや潜水のキックだけで泳ぎ続けると失格になります。
体格、筋力、得意な距離、泳ぎ方によって合うフィンは変わります。 硬いフィンが必ず速いわけではありません。 「自分で動かせるか?」が、実はかなり大切です。
顔を横に向けたり上げたりすると、その瞬間に抵抗が増えます。 たったそれだけ?と思うかもしれません。 でも、正面を向いたまま呼吸できることが、泳ぎの姿勢を守ってくれます。
モノフィンでいちばん難しくて、いちばんおもしろいのがドルフィンキックです。 頭、胸、腰、膝、足先へと体の波をつなげていきます。 うまく合った瞬間、「今の進んだ!」と体でわかります。
フィンを大きく振れば進むと思ってしまいがちですが、大切なのは振り幅より波のつながりです。 道具を体の一部にしていく感覚が、少しずつ育っていきます。
スタートで水が割れる音、15mまでの加速、最後の5mで差が詰まる感じ。 フィンスイミングは、会場で見ると一気に競技としての熱が伝わります。 動画もいいですが、会場で見ると「これ、思っていたより速い!」となるはずです。
AQUA FinDは、強い選手だけのチームではありません。 ジュニアも、マスターズも、競泳経験者も、社会人になってから始めた人もいます。 個性はばらばらでも、誰かのレースになると自然と声が出る。 そういう人間らしいチームでありたいと思っています。 いいチームだね、と言ってもらえることが本当に多いんです。
競泳では届かなかった場所に、フィンスイミングで届くことがあります。 日本代表、国際大会、自己ベスト。 「自分にはこっちが向いていたんだ!」と気づく子もいます。 道具を使う競技だからこそ、別の才能が開くことがあります。
小学生や中学生のうちから本気で取り組めば、競技だけでなく、進学や将来の選択肢にもつながります。 子どもは宝です。 来てくれた子には、「人生が変わるかもしれないよ」と胸を張って言えるくらい、チームみんなで全力で向き合います。

World view
フィンスイミングは、日本ではまだ知る人ぞ知る競技かもしれません。 けれど世界に目を向けると、強豪国には長い競技文化や育成環境があり、 国際大会では日本国内とは違う熱量を感じます。
01強豪国には、ジュニア世代から競技に触れる育成環境や長い競技文化があります。
02国際大会では、泳ぎ方だけでなく、アップの仕方、チームの雰囲気、応援の文化にも違いが出ます。
03AQUA FinDでは、国際大会で見たこと、聞いたこと、現地で感じたことも少しずつ紹介していきます。

フィンスイミングは、文章を読むより、一度フィンを履いた方が早い競技です。 「自分にもできるかな?」という相談からで大丈夫です。 最初から道具をそろえる必要はありません。AQUA FinDでは見学・体験を受け付けています。
モノフィン(両足で1枚のフィン)またはビーフィン(片足ずつ2枚のフィン)を履いて泳ぐ水中スポーツです。フィンを履いた瞬間に進み方が変わるので、初めて体験した人はたいてい驚きます。世界トップレベルでは50mを13秒台で泳ぐ、水中スポーツの中でもかなり速い競技です。
大きく分けると、モノフィン系とビーフィン系があります。モノフィン系はサーフィス、アプニア、イマージョン。ビーフィン系はJビーフィンとCMASビーフィンです。さらにリレー種目もあり、個人競技でありながらチームで盛り上がれる場面も多い競技です。
はい、出られます。特にJビーフィンは道具の規格がゆるく、シュノーケルなしでも出場できるので、初めての大会に選びやすい種目です。日本選手権を除けば競技者登録なしで出られる大会も多く、観戦は無料です。
どちらから始めても大丈夫です。フィンスイミングらしいスピード感を味わいたい人はモノフィン、競泳経験を活かして入りたい人はビーフィンから始めることが多いです。最初は道具を借りて両方試すのがおすすめです。
東京を拠点に活動しているAQUA FinDでは、見学・体験を受け付けています。フィンやシュノーケルの貸し出しもあるので、最初から道具をそろえなくても大丈夫です。LINEまたはお問い合わせフォームからご相談ください。
競泳経験者は、水中姿勢、スタート、ターン、泳ぎの感覚を活かしやすいため、フィンスイミングに入りやすいです。ただし、フィンのしなりやシュノーケル、モノフィンのドルフィンキックなど、競泳とは違う技術も必要になります。競泳経験があるからこそ、その違いを楽しめる競技です。
モノフィンでは、体全体を使って波をつなげる動きが求められるため、ドルフィンキックの感覚を見直すきっかけになります。ただし、競泳のドルフィンキックと完全に同じではありません。フィンを使うことで、水に力を伝えるタイミングや姿勢の大切さを体で感じやすくなります。
このページでは、AQUA FinDの現場経験に加えて、国内外の競技団体・スポーツ関連機関が公開している情報も参照しています。
競技規則や大会区分の最新情報は、各公式サイトもあわせてご確認ください。
国内競技団体による種目・用具・大会区分の公式解説。
スポーツ辞典としての歴史・競技概要の解説。
ワールドゲームズ競技としての国際情報。
世界水中連盟による国際競技情報。
もう少しくだけた温度で、フィンスイミングの魅力を語った記事もあります。
フィンスイミングの魅力をお伝えします - 私が沼ったワケ